太陽光発電所では、パネル下や架台間の雑草が伸びると、巡回・点検・補修の動線を確保しにくくなります。草刈りだけで管理を続けるのか、防草シートを組み合わせるのかは、敷地の状況と維持管理の考え方で決めることが大切です。

パネル下だけでなく、点検動線まで考える
太陽光発電所の雑草対策では、パネルの真下だけを覆っても、列と列の間や外周部が歩きにくければ点検作業の負担は残ります。まずは、日常的に人が通る場所・機器に近づく場所・草刈り機を入れる場所を図面や現地で整理します。
- パネル架台の下と、列間の点検通路
- パワーコンディショナやフェンスまわり
- 雨水が集まりやすい低い場所、法面、端部
- シートの重ね部や、架台脚まわりの固定方法
防草シートの選定は「環境」と「管理計画」で決める
日射・風・雑草の勢い・地盤の状態・将来の点検頻度によって、求めるシートの厚みや固定方法は変わります。太陽光発電所のように長期運用を前提とする場所では、素材の耐候性だけでなく、端部・重ね部・架台脚まわりをどのように納めるかが重要です。
GREEN GEARでは、強雑草地・法面・太陽光発電所の用途には、600g/㎡の業務用グレードを用途の目安としてご案内しています。実際の採用仕様は、現場の写真や面積、下地の状況を確認して判断します。
固定不足を防ぐ
風を受けやすい外周や、シートが重なる箇所は、一般部よりも固定を増やします。ワッシャー付きの固定具でシートを押さえ、必要に応じて重ね部をテープで処理すると、めくれと隙間からの雑草侵入を抑えやすくなります。
特に、架台脚や排水設備の周辺はシートを切り込む箇所です。切り込みを最小限にし、最後に浮きや隙間がないかを確認してください。
草刈り後の施工でも、下地処理は省かない
既に草刈りをした土地でも、枯れ草・根・石・枝が残ったままではシートが浮きやすくなります。敷設前に突起物を取り除き、必要に応じて整地してから施工することで、仕上がりとその後の管理のしやすさが変わります。